カルロス・クライバー&ウィーン・フィル
ニューイヤー・コンサート 1989&1992(3CD)
『ニューイヤー・コンサート1989』
1989年1月1日ウィーン、ムジークフェラインザールにおけるライヴ録音。天才クライバーの舞うような指揮ぶりに煽られてか、ウィーン・フィルが常よりも俊敏かつパワフル、しかも美しいという稀有な演奏を聴かせるニューイヤーコンサートの大傑作。ヴァイオリンを両翼に配した楽器配置も効果的です。
・J.シュトラウスⅡ世:加速度円舞曲 Op.234
・J.シュトラウスⅡ世:田舎のポルカ Op.276
・J.シュトラウスⅡ世:ワルツ『わが家で』 Op.361
・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『とんぼ』 Op.204
・J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇『こうもり』 序曲
・J.シュトラウス:ワルツ『芸術家の生涯』 Op.316
・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『小さい風車』 Op.57
・J.シュトラウスⅡ世:ポルカ『ハンガリー万歳』 Op.332
・J.シュトラウスⅡ世:ポルカ『クラップフェンの森で』 Op.336
・J.シュトラウスⅡ世:ワルツ『春の声』 Op.410
・J.シュトラウスⅡ世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ
・J.シュトラウスⅡ世:『騎士パスマン』のチャールダーシュ Op.441
・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『おしゃべりなかわいい口』 Op.245
・ヨーゼフ・シュトラウス:ジョッキー・ポルカ Op.278
・J.シュトラウスⅡ世:ワルツ『美しく青きドナウ』 Op.314
・J.シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲 Op.228
録音:1989年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ(デジタル)
『ニューイヤー・コンサート1992』
天才カルロス2度目のニューイヤー・コンサートのライヴ。特別製としか言いようのない素晴らしい演奏の鮮度は相変わらずですが、解釈でモメてキャンセル寸前までいったという1989年とは違い、指揮者とオケ双方、今回は余裕しゃくしゃくの面持ち(それでも、リハーサルには異例の10時間を割いたとか)。亡くなった名コンマス、ヘッツェルに率いられたオケも一段としなやか。
・ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
・ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・マズルカ「都会と田舎」
・ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「オーストリアの村つばめ」
・ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「観光列車」
・ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
・ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「千一夜物語」
・ヨハン・シュトラウス2世:新ピツィカート・ポルカ
・ヨハン・シュトラウス2世:ペルシア行進曲
・ヨハン・シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ
・ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」
・ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」
・ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「美しく青きドナウ」
・ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
録音1992年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カルロス・クライバー(指揮)