エクリプス(日食)の後に必ず起こる、光の復活・・・
ヒラリー・ハーン、長期休暇後初めてのDG録音!
ヴァイオリン協奏曲の王道的な作品を発表しながら、現代作品に至るまで広く取り上げる現代屈指のヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーン。このアルバムは、ヴァイオリニストにとって音楽的節目となるもので、ハーンは1年以上の休暇を経て、長年に亘って愛してきた作品を初めて録音しています。
この全く異なる3つの作品は、ヴァイオリンという楽器だけでなく、それぞれの作曲家が長い間故郷を離れていたにもかかわらず、何らかの音楽的・地理的なつながりを持ち続けていたという考えによって結びついています。19世紀後半に活躍したチェコのドヴォルザークとスペインのサラサーテ、そして20世紀半ばのアルゼンチンのヒナステラは、初期の音楽的影響と現代の発展を融合させて、独自の音楽言語を作り上げました。ドヴォルザークやサラサーテは、ロシアのチャイコフスキーやムソルグスキー、ノルウェーのグリーグ、フィンランドのシベリウスなどと同じ、後期ロマン派の音楽ナショナリズムの大きな潮流の一部でした。(メーカー資料より)
【収録情報】
1. ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53
2. ヒナステラ:ヴァイオリン協奏曲 Op.30
3. サラサーテ:カルメン幻想曲 Op.25
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)
録音時期:2021年4月22-27日(1) 6月17,18日(2,3)
録音場所:フランクフルト、ヘッセン放送ゼンデザール(1) アルテオーパー(2,3)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション:1、ライヴ:2,3)