この人の作詞の巧さにはいつも感心する。ごく普通の言葉を並ベているようでいて、彼女だけの世界を構築してしまう。そしてその世界が、伸びやかな歌声に乗ることによってさらにスケール・アップする。この作品でも実に素直に自己の音楽を展開している。