彼女が登場するまであまり馴染みがなかったR&Bというジャンル。現在宇多田ヒカルをR&Bと称す人はあまりいないが、登場当時は彼女の存在をカテゴライズする枠がなかったのも事実である。勿論、それまでも日本にもそういうシンガーはいたが、もともとのR&Bファンは洋楽志向が強く閉鎖的でもあった。彼女の出現は、その年齢に見合った内容の詞でまず若年層の興味を引き、またクラブの隆盛も相俟ってそのグルーヴが割とすんなり受け入れられたという事、そして周りのシンガーに較べて歌唱力も抜群、英語も堪能、という充分なエレメントが揃ったものだった。そして、この普遍的な音楽性を持つアルバムは日本の音楽にシーンにひとつの金字塔を打ちたてた。恐るべき15歳が創り出した1stアルバム。いつ聴いても色褪せない、まさに「FIRST LOVE」というタイトル通りの愛情と新鮮さ、普遍性を兼ね備えたアルバムです。
| 編號 | 曲名 |
|---|---|
| 1. | Automatic -Album Edit- |
| 2. | Movin' on without you |
| 3. | In My Room |
| 4. | First Love |
| 5. | 甘いワナ|Paint It,Black |
| 6. | time will tell |
| 7. | Never Let Go |
| 8. | B&C -Album Version- |
| 9. | Another Chance |
| 10. | Interlude |
| 11. | Give Me A Reason |
| 12. | Automatic -Johnny Vicious Remix- (Bonus Track) |