2014年5月に母になり、音楽表現に深まりを見せる宮本笑里の３年半ぶりのオリジナル・ニューアルバムで、宮本笑里の「第２楽章」（第２期）の扉を開くアイテムです。プロデュース・アレンジは、imageや数々の映画・ドラマ音楽でもおなじみの羽毛田丈史を軸に制作しています。
実はパブリックイメージと相反したアグレッシヴな演奏が持ち味の宮本笑里。母になり表現力も以前にも増し、磨き抜いた真剣のような技巧も健在。ヴァイオリンで「やさしさ」と「ポジティヴ感」が感じられるアルバム。収録曲にも徹底的にこだわり、本人作曲の新曲に加え、これまでの演奏会でのコンサート・アンケートを全て分析し、リクエストの多い有名楽曲を中心に収録しています。
長年に渡ってレコーディングの構想を練り上げてきた、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」、「リベルタンゴ」、「星に願いを」、「ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ」や、本人作曲のタイトル・チューン「birth」、またテクニックが要求されるクラシック作品「パッサカリア（ヘンデル＝ハルヴァルセン）」、「レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース（クライスラー）」、「ひばり（ディニーク）」など、新たな段階に入った宮本笑里の音楽表現が注目されます。なお、父の宮本文昭共々弾き続けてきた名曲「風笛」は、今回、スペシャル・ヴァージョンとして新たにレコーディングしています。