クラシック名盤シリーズ
ルービンシュタインならではの深く熱いロマンティシズムを堪能
ブラームスの第2番は、ルービンシュタイン十八番のレパートリーの1つで、生涯に4度レコード録音を残しています。当盤は1958年にウィーンの名匠ヨーゼフ・クリップスとの共演で収録されたもので、コーツ&ロンドン響のSP録音、ミュンシュ&ボストン響のモノラル録音に続く3度目の、そして最初のステレオ録音にあたります。
併録のグリーグはルービンシュタイン3度目の録音で、同一の共演者による有名な1961年盤の陰に隠れた名盤です。RCAビクター響は、ニューヨーク・フィルやメトロポリタン歌劇場などのオーケストラやニューヨーク在住の腕利きのフリーランス・プレーヤーで組織された録音用のオーケストラで、充実した響きが耳に心地よく、リビング・ステレオきっての名録音でもあります。(メーカー資料より)
【収録情報】
● ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
RCAビクター交響楽団
ヨーゼフ・クリップス(指揮)
録音時期:1958年4月4日
録音場所:ニューヨーク、マンハッタン・センター
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
● グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
RCAビクター交響楽団
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)
録音時期:1956年2月11日
録音場所:ニューヨーク、カーネギー・ホール
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
編號 | 曲名 |
---|---|
1. | ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ |
2. | ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83 第2楽章 アレグロ・アパッショナート |
3. | ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83 第3楽章 アンダンテ |
4. | ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83 第4楽章 アレグレット・グラツィオーソ |
5. | ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 第1楽章 アレグロ・モルト・モデラート |
6. | ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 第2楽章 アダージョ |
7. | ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 第3楽章 アレグロ・モデラート・モルト・エ・マルカート |