自然三部作の完結編となった93年作品。木、風ときて本作のテーマは水。大地より湧き出でて海に流るる水の旅路が、人間の人生と重ね合わさるかのように表現されている。雪どけ水のごとくどこまでも清らかに歌うオカリナは心の洗濯にうってつけ。白糸を引く高音や湖底に揺らぐ低音には潤い成分がいっぱいだ。