1950-1960年代のモダンジャズ期を象徴するピアニストウィントン・ケリー。この作品はファンサイドで常にベストに挙げられる一枚だ。ファン好きのするディスク。なぜか。ドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズが大活躍するからである。上や下への大騒ぎといった塩梅なのだ。フィリー・ジョーは見かけに似ず性格がナイーブらしい。だから自分がリーダーになって作品をつくると緊張してかえって大人しいドラムを叩いてしまう。所がサイドメンでは大暴れ。その大暴れが一番正しく出た演奏を我々はこのCDできけるのだ。ドラム抜きでは語れない1枚。解説: 寺島靖国氏 国内盤CD
Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Philly Joe Jones(ds)
【 録音 】
Recorded on April 27, 1960
編號 | 曲名 |
---|---|
1. | TEMPERANCE |
2. | WEIRD LULLABY |
3. | ON STAGE |
4. | SKATIN' |
5. | POT LUCK |